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Ala Loa Kings Trail
& Kalahuipuaa Historic Park &Trail








19世紀後半馬や牛の通る小道として造られた。
かつて、カイルア・コナとカワイハエとを結んでいた道
王様が造った道なのでこう呼ばれているのだろう・・






難易度 
所要時間 4時間
(ホノルルマラソンで42.195kmを完歩したことに比べたら楽勝!!)




Kalahuipuaa Historic Park &Trailからスタート
この公園のパーキングに車を止める




靴 スニーカー
水・帽子・日焼け止め
途中、ゴルフ場とビーチパークがあるのでトイレ、水あり
日陰、全くなし・・
途中、ビーチあり。




2台の車で、1台をゴールの写真、左の地点に置く。
もう1台に乗って、マウナラニリゾートからスタート






コースは下の写真参照






ハワイ島在住の友人、toshiさんのHPにAーBayとペトログリフがUPされました。
ワイコロアやプアコのペトログリフは有名だけど、
こんなところにもペトログリフがあるんだ〜。
しかも、この先に淡水の池があるらしい〜
2004年4月のハワイ島の計画をしていたので、早速、toshiさんにメールしてみた。
休みがあったら、一緒に行こうよ!
これが過酷な?トレッキングの始まりでした(笑)




めざすは、キングストレイルを歩き、池まで!!




最高の天気に恵まれ、8:00過ぎにお水とおやつを持ち、toshiさん号と二眼レフ号は出発〜。
マウナケア、マウナロア、フアラライ、コハラ、すべての山頂までくっきり見えます。
何度もハワイ島へ来ているけど、4つの山がこれだけきれいに見えるのは初めてです。
今年は遅い時期に雪が降ったため、マウナケア&マウナロアにも雪が残っています。







ワイコロア・ロードの途中から見た、コースは上の写真です。
えらい遠くじゃないっすか????




まず、ゴールのA−Bayより、ちょっと先の道路脇に、toshiさん号を止めます。
『これ、見てごらん?』
toshiさんが拾った石(溶岩)には、キラキラ光る緑の石が混ざっています。
『これが崩れてグリーンサンドになるんだよ』
『へぇ・・・・・』ですよ!!
とりあえず、この石を車に積んで、スタート地点へ。



(この石、置いてきましたよ。持ち帰ったら叱られますからね・・)







ホロホロカイ・ビーチパークでトイレを済ませ、
Kalahuipuaa Historic Park &Trailのパーキングに車を止めます。
『日焼け止め、塗った?』
『うん、OK!』
ここからは誰もが未知の世界。
どうなるんでしょう????












地図はのちほど作りますが、わかりやすかったので、
The Big Island Revealedからお借りして加工しました。
(P53)
真ん中より上のスタート地点に、パブリックパーキングとあります。
ここに車を止めました。
そして、下の地点A−Bayから海岸線を歩きました。



赤い印のところが
『Ala Loa Kings Trail』と呼ばれる道で、
海岸線に『Ala Kahakai Trail』があります。











AM9:45
公園からスタートです。









ここは歴史公園なので、いろいろな説明が書かれています。
黄色のマークの下がトレイルです。
後ろは雲が出てきたマウナケア。
帰ってから調べたら、古くからの養魚池を再現した
Kalahuipuaa Fishpondsがあり、
今でもシーフードを供給しているそうです。
この辺だけなら30分くらいでOK。






9:52




洞窟を見つけました。
昔は家だったんでしょうか・・・
入ってみます。










中は大人が立ってもゆとりがある広さ。
窓じゃないけど、上に穴があり、光が入ります








洞窟の上にもペトログリフがありました
この辺りに人が集まっていたんですね。







こんな、坂もありました。
炎天下で暑いし、溶岩がごつごつして歩きづらいのなんのって・・・
昔の人は裸足だったはず・・・









ゴルフ場の真ん中にひらすらまっすぐな道があります。
まわりでは、新しいリゾート開発も進んでいます。







リゾートへ向かう道路です。
下は枯れてしまっているけどラウアエでしょうか?
判別できません。
おそらく、神様に祈祷しているんでしょうね















この坂を越えるとワイコロア!
それにしても暑い!
口数も減ってしまいます(^^ゞ
いくら水を飲んでも汗が出ない。
どんどん蒸発していく感じ

AM11:00
かなり順調・・・かな〜















ワイコロア・ペトログリフを散策。
以前はキングス・ショップ側から見て行ったので
今回は、奥から見られて新たな発見がありました。






ワイコロアのペトログリフは課外授業?小学生がいっぱいいたり、
観光客もいて、かなりにぎわっていました。
時計は11:45




お腹が空いてきました。
toshiさんがドライ・フルーツを持ってきてくれていました。
これがうま〜い。
実はとらねこはドライ・フルーツが嫌いでした。
日本のってあま〜いのがほとんどじゃないですか?!
でも、ハワイのは違いました。
あっさり、おいしい〜
軽くって、ハイキングにピッタリだそうです。
二眼レフはさらに『エネルギー・バー』をもらい、補給。
すっごく暑いんだけど、汗が出ない。
乾燥しているんですね。
そして、これだけ水を飲んでもトイレも近くないんです。
蒸発してる??









ブーゲンビリアがとってもきれいでした
ゴルフコースのお手洗いを借りました。
いつ、帰れるかわからないから(^^ゞ





いよいよ後半戦。







リゾートに向かう道路を渡ります。
11:45










(写真左)階段を登ると<ALA LOA TRAIL>の案内がありました。
そして・・・・










はるか彼方にまっすぐにのびるトレイル
暑くて暑くて大変だけど、
この景色は感動です。
途中、ただ1人だけ、人にすれ違いました
写真はとらねことtoshiさん




途中から溶岩台地を横断して海沿いに出ます。
Anaehoomalu Bach Park(通称A-Bay)に出ます。
ここは小さいけど砂浜でとってもきれいです。
(12:07)










この辺りから溶岩の中に、緑色の石が混じっています。
橄欖石(カンランセキ)でしょうね・
これが『グリーンサンドビーチの素』なんです。
実際、手にとって見るととてもきれいです。
ただ、このグリーンサンドはハワイ島のもの=
ペレのものという考えたかたがあります。
このまま、そっとしておきたいと思います。









ここはtoshiさんが名づけた
『なんちゃってグリーンサンドビーチ』
真ん中あたり、砂が緑なのがわかりますか?












悲しい伝説がある『海のナウパカ』を発見しました。
初めて、見ましたが、本当に半円状なんですね。
伝説については、また、あらためて・・・




この辺りは、人がほとんどいない、プライベート感覚のビーチがたくさんあります。
とってもきれいですし、A-Bayから歩いてすぐです。
ゆっくり楽しみたいです。



そして、ここから、しばらくのビーチは
トッ●レス・ボ●ムレスがいらっしゃいます。




この日も、1組いらっしゃいました(*^_^*)












こんなところも歩きました










この溶岩の上は波が来るので滑ります。
次の波が来る前に通らないといけない所もありました。
岩の間を海に落ちないように通らないといけない所もあります。
ここにも少しだけペトログリフがあります。

振り返るとワイコロアリゾートとコハラ










きれいなビーチでしょう・・・
この砂浜はビーチサンダルが一番かもしれません。
今日は、スニーカーです。
かなり歩きづらい・・・・












これは打ち上げられた沈没船のエンジンです。





<この辺りで12:25>
少し内陸をみると、廃虚があります。
以前は人が住んでいたのでしょうか?
また、マウナケアのサドルロードにも見られる、
溶岩を積み上げてできた『塀』みたいなものがありました。
サドルロードのはカメハメハ大王が戦争にときに築いた、と聞きました。
(正確じゃなかったら、ごめんなさい)









内陸に入りました。
溶岩台地です。
ここに来ると暑い〜
時間的に太陽が一番高いので、照り返しがすごいんです!
焦げそう・・・
<12:45>です

ここでも溶岩にカンランセキが混ざっています。

















ちょっと窪んだようなところにたくさんのペトログリフがありました。
『ペトログリフとは?』で調べましたが
ペトログリフがある場所は生活場所ではなかったという説もあります。
どこもちょっと窪んだ場所にあるように思えます











右側のペトログリフはいたずらかな・・
ここはいたずらっぽいものもありました。
こんな辺鄙な場所に誰が来るんだろう???





13:05、いよいよ帰路に着きます。
思ったいたより、時間がかかり池は探せませんでした。
Big Island Revealedにみるともうちょっと先かな〜???
一面、溶岩だらけ・・・
どこがどこだかさっぱりわかりません(涙)
toshiさんが19号線に向かって歩き出しました。
砕けた溶岩がごろごろ。
すごく歩きづらいんです。
しかも暑いぃ〜〜。














後ろからの太陽を避けるためタオルを下げている二眼レフと
先に行って、道を探しているtoshiさん!!
溶岩がすべり、すごーーく歩きづらく、
コケタラ、傷だらけになってしまう・・・
やっとのこと、この山を越えたら・・・・











な、なんと山の左手に道路があるじゃない!!!(写真:左)
もっと、早くに気づけばこんな溶岩の山を登らなくてもよかったのにね〜。
確かに、ペトログリフの近くは車で入った形跡もあったし。
まぁ、いいか〜。
気持ちがラクになった(笑)。
正直、このまま3人で迷子になってしまうかと思いました(^^ゞ
そして、この道を歩くと、先ほどのキングス・トレイルが。
相変わらずまっすぐです。




13:30すぎ
ゲートを見つけ、toshiさん号を発見!
お疲れ様でした〜。
マウナラニまで戻り、もう1台の車を引き取ります。









<総評?>




難易度を4(5段階)にしたのは、とにかく暑かったから・・
日焼け止めを塗ったはずのとらねこ、
実はすっかり忘れていたらしい(涙)
腕はものすごい、日焼けをしてしまった。
コースはフラット、ただし、後半の溶岩は大変。
靴の底がボロボロになりました。




後半のコースのA-Bayからスタートして、ペトログリフまでなら往復も可能。
池まで行くなら、車を止めた辺りから、海側に行けば早いかもしれません。
ただし、あの溶岩大地のトレッキングは観光客だけでは
方向がわからなくなるかもしれません。
できれば、現地に詳しい方と一緒の方が心強いでしょう。
車2台で行って、1台をゴール地点に止めて置くのもいい方法です。
ただし、無事にゴールにたどりつくか(笑)。




暑かったけど、すごーーーく楽しかったです。
特に、キングス・トレイルには感動しました。
今回のUPにあたり、日本語で『キングス・トレイル』
の解説がないか探してみましたが、見つかりませんでした。
もっと調べて、また、歩いてみたいです。



次回は池まで行ってみたいし、
途中にあったビーチもこのすごくきれい。
ハワイ島は最高!!