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Blue Hawaiian Helicopters<2004/9>


見どころいっぱいだったので、写真はかなり大きなサイズで、数も多く掲載しています
回線によってはかなり重いです。ご了承ください。
ヘリの中から撮っているのが窓の反射があります。
説明はヘリのVTRを見ながら書いています

2001年4月、ハワイ島でヘリコプターに乗りました。
ハワイでヘリに乗ったのは、このときが3回目。
オアフ島のクアロラランチでほんの十数分のものを2回。
まぁ、こんなもん?って感じでした。
でもでも、ハワイ島は違いました。
それはそれは素晴らしく、何もかも感動。
2時間のフライトが終わって、降りたときは放心状態。
足がガクガクするほど感動したのでした。



そして、このとき、toshiさんに
『ヘリはハマリます!』って言われ、見事にハマっちゃいました〜
どうしてくれるんだい!!(笑)




前回は白人のファミリーと一緒でした。
やっぱ、知らない人が一緒だと、緊張しちゃう。
お友達と一緒だったら、どんなに楽しいだろう!!
ヘリの定員は6人!
BBQでみんなが揃う、9月だったら
『なんちゃって貸切』ができるかも。



ってなわけで、9月に行く予定のメンバーに提案してみました。
早速、クマ家、ナウヤング家が手を挙げてくれました。
ありがとう〜
そして、9月まで
『ヘリ貯金』を合言葉に節約と仕事に励んできました。





そして、ついに実現
『チャーター!!!!!』





『チャーター』なので、通常のツアーとコースが異なります。






かなり適当な地図ですが、こんなコースを飛びました。
往路⇒ワイコロアヘリポートからマウナケアとマウナロアの間。
ツアーのときはサドルロードの上を飛びました。



そして、キラウエアへ



そして、待望の途中下車!
1時間の散策。
復路⇒再乗車?したあとはもう一度、火口を見て、渓谷に向かいます。



ざーーーーーっと書くとこんな感じですが・・・
写真をご覧ください!
感動でした・














2001年4月はA−Starに乗りました。
充分快適だったけど、大柄の外人さんと一緒だと小柄な日本人は肩身が?狭い(笑)。
今年は奮発して、ECO−Starにしました。
ECO-Starは最高に乗り心地がいい〜
広々なのだ〜





違いはこちらへ!!













こんな座席なので、
往路はとらねこ家はマウナケア方向に座っていました。
したがって、マウナケアの写真が多いんです。
マウナロア、フアラライはクマちゃんの方向にあります。












トップガンのテーマに乗って、いよいよ飛び立ちます!
(トップガン世代が多いからだって(^^ゞふん!!)



今日はサドルロードよりもフアラライ山寄りを飛んでいます。
なぜなら、噴火が近いとされているマウナロアを見るためです。
飛ぶコースはすべて、toshiさんがわたしたちのためにセレクトしてくださいました(^_^)v






とても天気がよく、マウナケア・フアラライ、マウナロアがきれいに見えます
コハラはいつもどおり雲がかかっています。
toshiさんから、
1人1人にハワイ島の基礎知識についての質問が飛んできます!









答えられないと、突っ込まれます(^^ゞ
なので、口をあけて、景色を見ている暇はありません。
(どんなツアーやん?)





すばるをはじめ、ほとんどの天文台が写っています。
こんな映像もめずらしいでしょう・・・






1859年のマウナロアの噴火で出た溶岩!
これはヒルトンの横まで来ているのです。
このとき、300日くらいの噴火活動が続きました。
今、活動しているキラウエアのプウオオ火口は1983年から
21年間続いています。
すごいことですね。





そして、ハワイ島で一番危険な火山はフアラライ!
200年に一度、噴火していて、1801年が最後の噴火でした。
フアラライは斜面がきついので、噴火すると、
麓のフアラライリゾートやコナの町も飲み込んでしまう危険があるのです。



真下には190号線が見えます。
ここを境に、植物の分布も変わってくるのです。
車で走っていてもわかりませんよね。







白く霞んでいるのは雲ではなく、<VOG>
Volcano Fogです。
キラウエアの噴火からくる<煙>です。
7割が水蒸気です。
(残りの3割は一酸化炭素、二酸化炭素ほか・・)







溶岩流とPuu(噴火口)











噴火口は1列に並んでいます。
火山が噴火するとき、噴火口は1つじゃないんです。
1つの火山で平均200個の噴火口があると言われています。
ハワイ島だけで、5つの火山!
(マウナケア、マウナロア、コハラ、フアラライ、キラウエア)
1000個の噴火口があるんです。







10000feetまで上昇してきました。
3000m以上あります。
マウナロアの高さが4169m。
まだ、1000m以上あるんです
ここまで来ると、宇宙みたいです。











マウナロアに登山する人のための<山小屋>
ここで1泊して、体を慣らしてから登ります。



下にはたくさんの噴火口、断層(亀裂)が見えます。
このあたりで『アポロ13』のロケも行われたとか・・
納得です。




マウナロアは過去、150年間で33回の噴火があり、1984年が最後の噴火でした。
そろそろ、噴火が起こると予測されています。
















眼下にはたくさんの噴火口やマウナロアへの道路、
ボルケーノ・ナショナルパークの境界線のフェンスも見えました








11号線とカルデラ








そして、目の前にキラウエア・カルデラと
ハレマウマウ火口が現れます。
逆光と窓でわかりづらいのですが、
遠くに噴煙を上げる、プウオオ火口が見えます。









2001年のところにも書いたはずなんですが、
直径1マイル以下のものがクレーター、
1マイル以上のものがカルデラと位置づけられています。
ハレマウマウ火口(=クレーター)は直径1km、深さ100mくらいです。













カルデラと、ハレマウマウ火口と、マウナケアとヘリの影





























チェーン・オブ・クレーターズ・ロード沿いの古い火口の上を飛んで行きます。
途中、ハレマウマウ火口くらいの大きな火口の上を飛びました。
かなり大きな火口で、中に降りちゃうくらいの高度でした。


















東にのびる断層
EAST RIFT ZONE





すると、目の前に噴煙をあがるプウオオ火口です












わたしの頭の中ではカイナニさんの曲
『Ka Hinano O Puna』がかかっていました
この曲の3番がプウオオ火口について歌っています。


<Enaena Puna i ke ahi a Pele
Uina la ha huaina PuuOo
Puo ke ahi lapalapa i luna
Punohunohu i ke ano ahiahi>



英訳
< Puna glows in Pele's fire
The gushing lava crackles at PuuOo
The blazing fire blazes up
Her smoke billows in the evening>




















プウオオ火口と手前にヘリの影










写真では写っていませんが、火口の淵に
火山学者たちの観測用機材がいっぱい設置されています










EAST POND VENT












キラウエアの溶岩はチューブを形成してしまい、下へ流れていきます。
なので、火口の中で溶岩が見られることはあまりないようです。
今はチューブがつまってしまい、海に落ちる溶岩は見られません
(2004/09)






ボルケーノのHP


このHPを見ると出てくる
Mother’s Day Flow
Banana Flowってどういうところから来ているんだろう?
ずっと、疑問に思っていました。



Mother’s Day Flow=2002年5月12日、母の日に噴出し始めた溶岩流ってことはかなり有名ですが・・・
Banana Flowは2004年3月20日から8月24日までに噴出した溶岩流で
『Banana Tree Kipuka』という、森の方に流れた溶岩をいいます。



この分布はこちらへ












チェーン・オブクレーターズ・ロードの終点
この近くはブラックサンドビーチができています。






2003年夏の溶岩で道路が3〜400mくらい飲み込まれました。
我が家が2001年4月に初めて、ここを訪れてから終点がどんどん短くなっています。























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待望の火口を見た後は
チャーターならではの大きなイベント!






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